ご自身とパートナーの性別・年齢
筆者:女性・31歳
パートナー:男性・35歳
不妊検査・不妊治療を始めた時の年齢と現在の治療ステータス
不妊検査・治療開始年齢:29歳
人工授精にて現在妊娠中
不妊検査・不妊治療を始めるまでの経緯
もともと生理不順があり、低用量ピルを用いて月経コントロールを行っていましたが、妊娠を希望するようになって内服を中止しました。
内服中止後基礎体温・生理周期が安定せず、もし今後治療が必要になるなら専門のところで診てもらったほうがよいだろうと考え、かかりつけの婦人科から不妊治療専門のクリニックに転院しました。
受けた治療の経緯
基礎体温票の提出と卵胞チェックにて卵胞の成長・排卵時期の特定を行いタイミング法からスタート。
並行してホルモン値の検査を初期に行いました。
はじめは内服はありませんでしたが、卵胞の成長が見られなかったため内服薬・注射を開始。
タイミング法を半年ほど行いましたが(実際に排卵まで至ったのは2回)妊娠しなかったため、フーナーテスト・通水検査を実施。
人工授精での治療が良いとの結果となり、AIHへと切り替えて治療を継続していきました。
AIHを行おうと決めたものの内服・注射ともに効果が見られなくなって排卵自体が困難となり、1年ほどAIHには至らずに時間だけが過ぎていきました。
当時不規則な仕事をしていたため稀に排卵しそう!となっても仕事の都合がつかずに治療を受けられないこともあり、思い切って退職。
生活リズムを整えて治療にのぞみ、やっと行うことができた初回のAIHで妊娠しました。
治療を受けた病院を選んだ理由
治療を受けてみようと思ったときはそのうち妊娠するでしょうと楽観的に考えており、距離だけを重視し自宅からの距離と仕事の前後で通院できるクリニックを選びました。
その後治療はうまくいくことばかりではありませんでしたが、クリニックの雰囲気と先生の人柄もあり通院は継続していました。
体外受精の成功実績などで有名な病院もあったようですが、自身の治療段階がそこまで至っていなかったことと、当時仕事を行いながらの治療だったため人気が高すぎるクリニックは待ち時間も長そう・費用も高そうと敷居が高く感じており、転院は検討しませんでした。
不妊検査・不妊治療を検討されている方へのメッセージ
不妊治療を始めてから妊娠まで、周りの出産ラッシュに取り残されているような気持ちにもなり、なぜ自分は排卵すらしないのか、排卵しなかったらどんな治療も受けられないじゃないか!とどんどん追い詰められてしまっていた気がします。
そんな中支えとなったのは夫の理解とSNSを通じての治療仲間とのやり取り、先生・看護師さんのあたたかな言葉でした。
1人で抱え込まずに相談できる人を探してください。
思っていた以上に仲間はたくさんいます。
不妊検査・治療の結果が良いものとなりますように、お祈りしています。