健康保険は適用されるのか
不妊治療を行うことを希望している人の場合、どれぐらい費用が必要になるのか気になることも多いでしょう。
近年は医療費がどんどん高騰していますし、健康保険が適用になるのかも気になる人が多いでしょうが、実際はどうなのでしょうか。
結論から言うと、健康保険が適用される治療もありますし、適用されない治療もあります。
基本的に検査の場合には健康保険が適用されることが多いでしょう。
検査内容としては、血液検査や超音波検査、レントゲンなどが一般的です。
これらの検査は月経の時期に行うのが一般的で、時期がずれると健康保険が適用されない場合もあります。
また、健康保険が適用される検査や治療と、適用されない検査や治療を同日に同時で行うことはできないのが普通です。
このような点も事前に確認をしておき、可能な限り健康保険を適用した不妊治療を行ってくれる医療機関を選ぶことも大切になります。
胚移植やアシスティッドハッチング法、追加培養や保存胚移植という治療法の場合には、通常健康保険が適用されます。
排卵誘発や黄体補充も健康保険が適用になるケースが多いでしょう。
詳しくは医師や看護師に確認をしてから判断するようになります。
ちなみに杉山産婦人科で不妊治療をした場合、健康保険が適用になる治療をメインに行ってほしいと希望すれば、可能な限り健康保険が利用できる治療を行ってくれるでしょう。
自費で行うとどれぐらいかかるのか
不妊治療の場合には、健康保険が適用されない治療も含まれています。
それは杉山産婦人科でも一緒です。
先ほども少し触れましたが、同じ検査でも時期や目的によっては健康保険が適用される場合と適用されない場合があるので注意しましょう。
では、自費で不妊治療を行った場合、どれぐらいの費用が必要になるのでしょうか。
もちろん医療機関やどのような治療を行ったのかによっても多少異なりますが、大体15万円から35万円ぐらい必要だと考えておくべきです。
しかも自費治療の場合には、消費税も課税されてしまうので、ホームページに明記されている料金にプラス消費税がかかることも忘れてはいけません。
しかし、高額医療限度額というのが存在しているため、自己負担額が一定の料金を超えた場合には、いくらか還付されるので多少は安心できます。
還付額や制度の適用に関しては、標準報酬月額によっても変わってくるので、詳しい内容をしっかりと説明してくれる医療機関で不妊治療を受けなければいけません。